楽しく、優しく、わかりやすく。
NPO法人プロジェクトサンタは、Osaka Great Santa Run(大阪グレートサンタラン)のチャリティチームから生まれました。
クリスマスだけでなく一年を通じてサンタクロースが活動していく機会を増やしたい、そしてその活動は
大阪グレートサンタランでも大事にしてきたように、楽しく、優しく、そしてわかりやすいものにしたい、と考えています。
日本人にとってチャリティは少しハードルが高かったり、お堅いイメージがある人も多いようです。
しかし実はそんなに難しいことではなく、頑張っている人を応援する気持ちを表現することだと思っています。
チャリティや寄付は何かを我慢して行うことだけではなく、時にワクワクドキドキ楽しみながら、気軽に行えることであってほしい。
頑張っている人達に、ほっこりしたり、優しい気持ちをわかりやすく届けたい。
これらは長く継続していく為の大事な要素だと思っています。
どんなに良い活動でも、楽しく、そしてわかりやすくなければ、継続は難しい。
プロジェクトサンタの活動だったら、楽しそうだから参加したい、私にも何かできそう、そう思ってもらえる活動を沢山作り、優しい気持ちを、ワクワクとドキドキと一緒に届ける。
優しく、ワクワクドキドキを届けてくれる存在といえばサンタクロース。
NPO法人プロジェクトサンタでは、サンタさんを増やす活動を行っていきます。
プロジェクトサンタの考える『サンタイズム』
サンタ活動を始めた時からずっと変わらないサンタイズムは、誰かの為にと思わないこと、そして思いっきり楽しむこと。
というのも、優しくある、というのは実はとても難しい。
「誰かの為に」は一見優しそうだし、「誰かの為に」頑張れる、というのは凄いこと。
でもたまに「(私が相手の)良かれを(勝手に)思って」という事態も起こり本当に相手が喜んでいるかはわからない。
例えば、サンタさんがプレゼントを届けることは、誰もが喜ぶだろうと思うかもしれない。
でも、人にはそれぞれ色々な事情や環境があって、プレゼントが届くことで悲しいことを思い出す人だっているかもれしれない。
人の受け取り方は本当にそれぞれ、相手を100%理解はできないから、寄り添いたいと思っても難しいことは多々ある。
そういう「想定外」のことがあるかもしれないということを、常に心のすみっこに留めておかないといけない。
でも、そんなことを考え始めたら何もできないのでは? そう思う人も多いと思う。
じゃあどうしたらいいのかというと、答えは簡単で、まずは誰かの為に、と思い過ぎないこと。
「自分が楽しいからやっている」「これは自己満足かもしれない」と、自分の行動に責任をもつこと。
自分が楽しい!と思って行ったことが、結果的に相手が喜ぶことだったら、それは本当にラッキーで素敵なこと。
自分も楽しいし、相手も嬉しい。そこには優しい連鎖が始まるはず。
喜んでもらえなかったとしても、自己満足だもんね、しょうがないね、で終わること。
間違っても「◯◯の為に良かれと思ったのに」なんて言っちゃいけない。
私の良かれと相手の嬉しいが違うことはままあることだから。
そして何より一人一人が思いっきり楽しむこと。
楽しくないと続かない。誰かの為に頑張れることは凄いけど、無理して我慢して続けていると、いつか疲れてしまう。
相手もしんどい想いをしてまで頑張ってもらうのは…と遠慮して、申し訳なく思ってしまうこともあるかもしれない。そんなに頑張ってくれなくて良いよ、と。
ましてや「大変だけど、あなたの為に頑張っているのに!」なんて言われた日には、相手もびっくりしてしまう。
自分たちがワクワクドキドキ、楽しいと思えることをやろう!
それで誰かが喜んでくれる優しい仕組みが増えたら最高!
これがプロジェクトサンタの考えるサンタイズム。